BIM(Archicad)でのGPUレンダリング

 

BIM:Archicad  GPUレンダリングで遊ぶ

Graphisoft Japan社からダウンロードできるサンプルデータ:ARCHICADサンプルプロジェクト_RC造_集合住宅_AC21.pla をお借りして、GPUレンダリングで遊んでみました。

時間にして1時間6分ほど。

この間に保存した画像は以下の8枚です。
画像サイズは800px×600px。
使用したのはノートパソコンのEpsonEndeavor(スペックは後述)。

ARCHICADによるGPUレンダリング ARCHICADによるGPUレンダリング ARCHICADによるGPUレンダリング ARCHICADによるGPUレンダリング ARCHICADによるGPUレンダリング ARCHICADによるGPUレンダリング ARCHICADによるGPUレンダリング ARCHICADによるGPUレンダリング

 

 

1時間6分を12分ほどに短縮しました。


高品質な動画はYouTubeでご覧ください。→ https://youtu.be/SrXv_MOB2Lo

GPUレンダリングとは

CineRender等、従来レンダリングはCPUで計算されてきました。

 

最近ではこれを、グラフィックボードに搭載されている演算装置=GPUで計算させるソフトウェアが多くなってきました。

従来の考え方ではGPUでは複雑なCG計算は無理ということのようですが、時代は進む!

GPUレンダリングは建築設計をもっと楽しくしてくれる、そんな気がします。

 

ArchicadによるGPUレンダリング デザインの変更

BIM上で、PluginであるOctane Renderを使用することで、BIMデータを外部アプリケーションに書き出すことなく、リアルタイムにレンダリングできます。BIM上でデザインを変更した場合、Octane RenderのWindowを再描画させることで、直ぐにレンダリングされます。仕上げは、BIM上で変更する場合は再描画が必要ですが、Octane Render上で変更すれば直ちに変更が反映されます。

ArchicadによるGPUレンダリング 視点の変更

BIM上での視点変更によるレンダリングの速度は、そのままプレゼンテーションの質に影響します。
BIM用PluginのOctane Renderを使えば、これまででは考えられないスピードで高品質なレンダリングが可能です。
これは建築品質の向上に寄与します。
Octane Renderは樹木の3Dデータを多数配置しても、驚くほど高速にレンダリングします。

ArchicadによるGPUレンダリング 環境光の調整

環境光の変更は直ちにレンダリングに反映されます。

ArchicadによるGPUレンダリング 添景

BIMだけでなく建築CG・建築パースを作成する上で樹木は難儀な存在です。樹木を3Dデータとして入力すると、それだけでレンダリングがとんでもなく長くなってしまいます。そういう経験をされた方にとっては、Octane Renderは衝撃的であると思います。

ハードウェアについて

従来のレンダリングがCPUを使う事に対して、GPUレンダリングではGPUを使用します。
理由は簡単、CPUのコア数は多くても数十個であるのに、GPUでは少なくとも数百個、最近のものでは3,000個を越えるものもあります。
私が使用しているOctane RenderはNVIDIAのCUDAコアを使うようです。
[ 参考資料として私が使用しているノートパソコンとデスクトップパソコンのスペックを載せておきます。

Note PC : EPSONEndeavor

GPU

NVIDIAGeForceGTX950M

CUDAコア数:640個

ビデオメモリー:最大10,182MB

CPU

Intel®Core™i7-4910MQCPU@2.90GHz

コア数:4

スレッド数:8

実装RAM:16.0GB

システムの種類

Windows10 64ビットオペレーティングシステム

 

 

Desktop PC : DellPrecision T7910

GPU

NVIDIAQuadro M5000

CUDAコア数:2048個

ビデオメモリー:最8GB

CPU

Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2683 v4@2.10GHz × 2

コア数:4

スレッド数:64

実装RAM:64.0GB

システムの種類

Windows7 64ビットオペレーティングシステム