BIM:Archicadでのレンダリング

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BIMでのレンダリングはGPUレンダリングが最適

BIMでのレンダリングは、理想を言えば設計者のイメージを発展させ、そして結果として設計の質を高めてくれるものであるように思います。

 

その為のひとつの条件として計算に時間がかからない、或いは頭の中のイメージ ⇒ ディスプレイへの表示 が短時間である、ということがあるように思います。

これはやはりレンダリングに時間がかかると思考が分断されてしまい、まとまったイメージを創りにくいと言う事になるからだと思います。

ペンで紙にスケッチするのは、リアルタイムに頭の中のイメージを目の前に表示できるからなのでしょうか。

 

GPUレンダリングなら計算を完了させなくても結果を確認できます。

大体数秒での表示で思うような結果かどうかが判断できます。

だから試行錯誤に使えるのです。

 

CineRenderであれば計算が完了するまで待たなくてはなりません。

しかも計算自体に時間がかかる。

 

BIMで3Dイメージを作る上で試行錯誤が容易である事はCGの専門家ではない建築設計者にとって非常に大事です。

BIM上でイメージを自在に表現できれば後工程にも好都合です。

 

GPUレンダリングであれば、例えば空間の明るさを、或いは空間の翳りをリアルタイムに確認しながら調整できます。

GPUレンダリングでの調整

 

例えばマテリアルは、設定の変更に対しての結果をリアルタイムに確認しながら調整できます。

仕上げの変更

 

CineRenderでは画像全体を明るくしたり暗くしたりといった調整が精一杯で、「ひかり」や空間の「かげり」を意識した調整など、それも自身のイメージにぴったり合うまで調整するという事は、とても試みようという気が起こりません。

けれどもGPUレンダリングなら、イメージにぴったりする空間を表現したいと言う気持ちになるのです。

 

だからGPUレンダリングは面白いのです。

GPUレンダリングで「遊んだろ」という気持ちになるのです。

 

私がBIMでGPUレンダリングを設計者にお奨めする理由はここにあります

マテリアル設定

CGのマテリアルは、教科書どおりに設定しても実際のシーンではなかなか期待通りの表現にはなりません。

そのシーンに合わせた調整が必要になる事が多々あります。

 

GPUレンダリングなら設定の調整に対してリアルタイムに反応してくれる為、余計なストレス無くマテリアルの調整ができます。

材質設定の調整

コンクリート打ち放しも表面の仕上げにより空間の印象が変わります。

 

 

GPUでレンダリングをすれば、3D表現の試行錯誤が簡単な為に、CGのノウハウの蓄積のない建築設計者や建築組織が先進ユーザーに追いつく事は不可能ではありません。

 

「Octane Render」であれば、スタンドアロン版をマテリアルエディターとして併用すれば、より質の高い設定が可能になります。

BIM:Archicad  GPUレンダリングで遊ぶ(動画)

1時間6分の動画を12分ほどに短縮しました。


高品質な動画はYouTubeでご覧ください。→ https://youtu.be/SrXv_MOB2Lo

GPUレンダリングとは

CineRender等、従来レンダリングはCPUで計算されてきました。

 

最近ではこれを、グラフィックボードに搭載されている演算装置=GPUで計算させるソフトウェアが多くなってきました。

従来の考え方ではGPUでは複雑なCG計算は無理ということのようですが、時代は進む!

GPUレンダリングは建築設計をもっと楽しくしてくれる、そんな気がします。

 

ArchicadによるGPUレンダリング デザインの変更

BIM上で、PluginであるOctane Renderを使用することで、BIMデータを外部アプリケーションに書き出すことなく、リアルタイムにレンダリングできます。

BIM上でデザインを変更した場合、Octane RenderのWindowを再描画させることで、直ぐにレンダリングされます。

仕上げは、BIM上で変更する場合は再描画が必要ですが、Octane Render上で変更すれば直ちに変更が反映されます。

ArchicadによるGPUレンダリング 視点の変更

BIM上での視点変更によるレンダリングの速度は、そのままプレゼンテーションの質に影響します。
BIM用PluginのOctane Renderを使えば、これまででは考えられないスピードで高品質なレンダリングが可能です。
これは建築品質の向上に寄与します。
Octane Renderは樹木の3Dデータを多数配置しても、驚くほど高速にレンダリングします。

ArchicadによるGPUレンダリング 環境光の調整

環境光の変更は直ちにレンダリングに反映されます。

ArchicadによるGPUレンダリング 添景

BIMだけでなく建築CG・建築パースを作成する上で樹木は難儀な存在です。

樹木を3Dデータとして入力すると、それだけでレンダリングがとんでもなく長くなってしまいます。

そういう経験をされた方にとっては、Octane Renderは衝撃的であると思います。

ハードウェアについて

従来のレンダリングがCPUを使う事に対して、GPUレンダリングではGPUを使用します。

理由は簡単、CPUのコア数は多くても数十個であるのに、GPUでは少なくとも数百個、最近のものでは3,000個を越えるものもあります。

私が使用しているOctane RenderはNVIDIAのCUDAコアを使うようです。

参考資料として私が使用しているノートパソコンとデスクトップパソコンのスペックを載せておきます。

 

Note PC : EPSONEndeavor

GPU

NVIDIAGeForceGTX950M

CUDAコア数:640個

ビデオメモリー:最大10,182MB

CPU

Intel®Core™i7-4910MQCPU@2.90GHz

コア数:4

スレッド数:8

実装RAM:16.0GB

システムの種類

Windows10 64ビットオペレーティングシステム

 

 

Desktop PC : DellPrecision T7910

GPU

NVIDIAQuadro M5000

CUDAコア数:2048個

ビデオメモリー:最8GB

CPU

Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2683 v4@2.10GHz × 2

コア数:4

スレッド数:64

実装RAM:64.0GB

システムの種類

Windows7 64ビットオペレーティングシステム